Google検索広告とは、別名「リスティング広告」と呼ばれているもので
Googleが展開する広告の一つ(他にもYoutube広告、バナー広告、ショッピング広告など)で
リスティング広告は主に「Yahoo」と「Google」の2強で、「検索一覧に表示される広告」です。
その中でもGoogleは、yahooにリスティング広告の技術提供をしているほど主流です
今回はその「Google」の検索広告の特徴についてお話ししていきます
Goolge検索広告とは
一言で言えば….
Googleで検索したワードに関連したサイトを検索結果の一番上に表示することが可能な広告
(ex.ユーザーが「骨盤矯正 渋谷」と検索したら、渋谷にある骨盤矯正をしている接骨院が検索広告をすると多くの人にリーチができる)
詳しく説明すると…
Google検索の検索画面の上に4枠、下に3枠に設けられていて、SEOでの検索結果の表示1位の人よりもさらに上に表示される広告です。ユーザーが検索した「検索ワード」と連動して初めて表示される仕組みです。検索したワードはユーザーの検索意図が色濃く反映されているため興味を持ってもらえる事が多いうえに検索した画面で上位表示されることによって真っ先にユーザーの目に留まって検索してもらいやすい広告です
検索広告の特徴と強み
①検索画面の上部の方に表示されるため、認知の上昇。クリック率も高い
上記でも説明した通り、通常検索結果(SEOでの一位)よりもさらに上部に掲載することができるので、ユーザーが検索して初めに認知される。ここでユーザーが求めている見出しなどにするとクッリクしてもらいやすくなります。
またバナー広告やYoutube広告と違い、自分で気になる情報を検索しているので、それらに関連する情報しか出てこない検索広告だと広告色も強くなく煩わしさが少ない傾向がありクリックしてもらいやすい広告です
②購入意欲の高い段階のユーザーに効率よくアプローチができる
消費者には大きく分けて2つあり、購入意欲の低いユーザーと購入意欲の高いユーザー。そのようなユーザーは検索するワードにも大きく違いがあります。
購入意欲の低いユーザー
悩みや不満があるものの、どうしたら良いかわからない状態で情報収集などをメインで検索を行なっています。主な検索ワードは「○○○ とは」などです。このユーザーはまだ多くの解決策などを探しているため、広告を出稿しても成約してくれる可能性は低いです
購入意欲の高いユーザー
すでに自身で解決策が見い出していてそれを解決してくれる商品やサービスを探しています。その場合検索ワードは「○○○(解決策) 渋谷(近くの地域)」などです
このように購入意欲の高いユーザーが検索するであろう、ワードだけに検索広告を出稿すれば成約してくれる確率も上がります
③ターゲットを狙った人へ配信ができる(パーソナライズ配信が可能)
そして購入意欲の高いユーザーが検索するであろうワード出稿だけでなく、さらに配信地域の設定やお店の営業時間だけの配信などで精度を大きく上げる事も可能です。
配信の設定の他に配信するターゲットを絞った配信が可能です。年齢や性別はもちろん、今何に興味を持っているかなどの「趣味嗜好」や子供の有無などの「生活様式」なども絞って配信が可能なので、精度の向上も期待できます
④様々な情報を収集が可能で経営に反映できる
さらに様々なターゲット像に向けて配信できるだけなく、何回広告が表示されてクリックされたのか、なんて検索ワードで成約されたのかをしっかり測ることができます。この事が出来ることによってターゲットがしっかり反応しているのか、広告を出して売上に貢献できているか(費用対効果)が把握できます。
つまり、広告を出している意味があるのかがしっかり把握ができるということです
広告費用
Goolge広告費用は主に「2つの制度」を採用しています
クリック単価制
・広告が検索画面に表示されただけでは、費用はかかりません。クリックされて初めて費用が発生します
オークション性制
広告の出稿の際に「検索キーワード」を設定します。(ex.渋谷 カフェ)そのキーワードが他社と重なる部分があれば、1クリックにいくらまで掛けられるか(ex.1クリック50円までなど)がオークションに掛けられます。広告を出す競合が少なければ1クリック8円など低額で検索上位に出す事も可能です
成約までの流れ
ユーザーの検索したワードによって関連がある広告が表示されます
興味を持ったユーザーが自社のサイト(ホームページやランディングページ)に訪問して閲覧します
そしてユーザーが自身の解決した問題を解決してくれると感じたら、成約(自社であらかじめ決めておいた)をしてもらえます
検索広告と相性が悪いもの
利益率が低いもの
例えば5000円でお客様をゲットできたとしても(1クリック50円÷成約率1%)そのお客様から得れる利益が6000円の場合は赤字になってしまう
サイト成約率が低いもの
購入意欲の高いお客様を多く集められたとしてもサイトの出来栄えが悪く、成約がどこかわからないと離脱してしまう場合がある
競合が多い
クレジットカードなどお客様一人獲得すると利益が大きいものなどは競合が多く、キーワードなどを変えないとクリック単価が上げって利益が出にくい
広告代理店のお仕事
一言で言うと…
購入意欲の高いユーザーを見極めて、一人でも多くサイトへ誘導すること
主な内訳は…(Google広告の代理店の場合)
Google広告のアカウントを作成します。基本的にこちらのアカウントを構築すれば、検索広告だけではなく「バナー広告」「ディスプレイ広告」「ショッピング広告」「youtube広告」などGoogleを利用するユーザーに向けて様々な広告が打ち出せるようになります
狙ったユーザーを設定します。配信する地域や配信時間などを決め、運用を続けると蓄積した訪問者データからさらにユーザーを絞って精度を上げていきます。
クライアント様のターゲットが検索するワードを「キーワード」と設定して狙ったユーザーに表示させるようにします。そして表示された検索結果の見出しと説明文の作成をします。ここで狙ったユーザーが興味を持ってクリックしてもらうことがこの検索広告の肝となります
上記の事を設定して配信の細かな設定を行なっていきます。相場を元にクリック単価を決めて配信の準備を行なっていきます
運用が始まると様々なデータを取得できます。「狙った人が来ているのか」「クリック単価は下げることができるのか」「ちゃんと成約しているのか」など、ライバルの動きも見ながらそして蓄積した情報を活用しながら精度を高めていきます
ここでは代理店によって異なるのですが、月や週に一回に運用の結果を教えてもらえます。フォーマットは代理店それぞれですが、共通しているのはクリック数、費用、そして成約数はどれくらいなのか知ることができます。ここでしっかり成約数が取れていれば検索広告を継続する事で利益が上がっていきます